当法人の特別養護老人ホームでは、「眠りSCAN（スキャン）」という介護ロボットを全居室に導入し活用しています。プレーゲ本埜では2021年度から、プレーゲ船橋では2024年度に、千葉県や船橋市などの自治体の補助金を活用して全室完備しました。

眠りSCANとは、ベッドに設置した睡眠・体動モニタリングセンサーのことで、ご入居者様のベッド上での動きや、呼吸・心拍などの状態を測定し、睡眠状況をステーション内のモニターで確認できる見守り支援システムです。ご入居者の生活リズムの改善や健康状態の把握につながり、動きや異変があった時には通知がくることで良質な睡眠や安全を確保することができます。

また、眠りSCANからの通知は、ナースコールや全職員が持つインカムとすべて連動しているので、利用者の方をお待たせすることなく対応を行うことができるようになりました。職員同士のコミュニケーションや情報共有もスムーズに行えています。

このように、介護現場でのDX（デジタルトランスフォーメーション）化を進めることで、ケアの質向上と職員の精神的な負担の軽減にもつながっています！